2010年 07月 01日
2010・・・印象派の旅・・ドルドーニュ永遠 |
最後はやはりドルドーニュ川
流れはゆるやかで大きく
いかにも人工的な堤防などは全くない
それだけ年間を通して
水量の変化が無いと言う事なのだろうか
すぐそばに家が建ってたりして
あまりの無防備さに驚く・・・
この時期にここを訪れる事が出来た事
本当に感謝
何処までも美しく
包み込むような穏やかさと強さを兼ね備えた
景観に溜息がでてしまう
川沿いに、
その谷の城館を一つ一つ求めながら
スケッチし、じっくりと静かに時の流れと向かい合う事が出来たら
もう何もいらないと思った。。。
そして
ここでも頑張っている素敵な日本人女性にお会いし
(この方は夏の間、アムステルダムから自ら車を運転し10時間以上もかけて
ここフレンチカントリーサイドの家に来られているとの事)
素敵なお家にお招きいただき
何と筍料理をご馳走になった
何より
お一人で
ごくごく自然にこうしてここに居られる事に
変ですが…涙が出そうになる
さて
私のパレットに、不足していた色を
今回の旅で埋める事が出来たのか・どうか
まだわからない
あと少したって
何枚かの作品に向かい、この偉大で大きな塊を少しずつ消化できて
もう一度自分の心と向き合う事が出来た時に
それはきっと自覚できるのだと思う
by vasenoir
| 2010-07-01 18:30