2010年 07月 15日
木洩れ日のCafe |
あちこちで水の被害が出ているようです
つい何日か前はわが街でも何年かぶりで駅前が水につかり、大変な状態でした
それにしても鬱陶しいジメジメした毎日が続きますね~~
さてこの絵の地
ボルドーでは30度を超える暑さの中
陽射しはそれは眩しくてジリジリと肌を焦がすほどなのですが
一旦日陰に入ると嘘のように爽やかな風が頬をなでます
本当に良くしゃべるフランス人のあのリズミカルな会話が方々から聞こえてきます
そこに座ったら最後根が生えたかのように動きません・・・・
手前のテーブルではカラフルな古書が所狭しと並べられています
良く見るとアラビア文字・・・が目立ちます
ここは旧市街
アラブの人達が多く住むエリアでした
フランシスコ・デ・ゴヤの1枚の絵が頭をよぎりました
晩年ボルドーに移り住んだゴヤの眼にこの新地はどのように映ったのでしょう
「ボルドーのミルク売り娘」
ゴヤの絶筆と言われている作品ですが
これまでの作品には無いエネルギッシュな青とその光、開放感を感じるとても好きな作品です
少しすすけた旧市街の壁
白い建物、鉄細工のある窓辺
歩きながらそのミルク売りの少女を探していました
by vasenoir
| 2010-07-15 15:05